「第二の心臓」は足ではなくふくらはぎ?歩くことと足元

「足は第二の心臓」
という言葉を聞いたことはありませんか?
一般的にはこのように表現されることもありますが、より正確には、「ふくらはぎは第二の心臓」と呼ばれることがあります。
なぜ、ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるのでしょうか?
今回は、ふくらはぎの働きと歩くこと、そして身体を支える足元について考えてみたいと思います。
なぜ「ふくらはぎは第二の心臓」と呼ばれるの?
心臓から送り出された血液は全身を巡り、静脈を通って再び心臓へ戻っていきます。
下半身から心臓へ血液が戻る際には重力に逆らう必要があります。
そこで重要な役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉の収縮と弛緩による「筋ポンプ作用」です。
歩くことでふくらはぎの筋肉が動き、静脈の弁などとともに血液が心臓へ戻るのを助けます。
こうした働きから、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあるのです。
だからこそ「歩くこと」が大切
ふくらはぎを動かす代表的な動作が歩行です。
歩くときには、ふくらはぎだけではなく、
足裏・足首・ひざ・太もも・股関節
など、さまざまな部分を使っています。
歩くときのひざと足元の関係については、「ひざへの負担は足元から見直してみませんか?」でもご紹介しています。
身体はそれぞれが独立しているのではなく、連動しながら一歩を踏み出しています。
つまり、ふくらはぎだけを意識するのではなく、身体を支えている足元全体を考えることも大切なのです。
「最近よくつまずく」は年齢だけの問題?
「最近、何もないところでつまずくようになった」
「ちょっとした段差で足が引っかかる」
「昔より歩きにくくなった気がする」
そんな経験はありませんか?
年齢とともに筋力や身体機能が変化することはあります。
しかし、つまずきには筋力だけではなく、足が十分に上がっているか、足首が動いているか、視力や神経機能、履いている靴など、さまざまな要因が関係します。
そのため、「年だから仕方ない」と決めつけないことも大切です。
年齢を理由に歩くことや足元への関心を諦めないという考え方については、「年齢のせいと諦める前に|これからも歩くために足元を大切に」でもご紹介しています。
つまずきや転倒が繰り返される場合には、自己判断だけで済ませず、医療機関など専門家へ相談してください。
足の指も歩くための大切な部分
歩行では、足裏だけではなく足の指も使われます。
足を着き、身体を前へ移動させ、次の一歩へ。
こうした一連の動作の中で、足指や足裏、足首などが働いています。
だからこそ、
「歩くこと」だけではなく、「どのように歩いているのか」
にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
足裏の3点アーチにも注目
エスコルテーゼでは、足元を見る際に足裏のアーチも大切なポイントとして確認しています。
一般的に足裏には、
内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ
があります。
足の形やアーチ、左右差などには個人差があります。
さらに、履いている靴や日頃の歩き方も人それぞれです。
左右の足型やバランスの違いについては、「何万人もの足を見て感じたこと|左右の足型とバランス、インソールの話」でもご紹介しています。
だからこそ、まずは自分の足型や重心バランスがどのような状態なのかを知ることが、足元を見直す第一歩になります。
インソールは「血流を治すもの」ではありません
ここは、とても大切なところです。
インソールは、冷え性や静脈瘤などの病気を治療するものではありません。また、インソールを使用すれば血流が必ず良くなる、と断定することもできません。
しかし、自分の足に合った靴やインソールを選び、快適に歩ける足元の環境を整えることは、毎日の歩行を考えるうえで大切です。
歩くことでふくらはぎを含む下肢の筋肉を動かす。
その「歩く」という動作を足元から支える選択肢の一つとして、インソールがあります。
歩きやすく、立ちやすい足元を目指して
エスコルテーゼでは3D足型測定などを活用して、足の形や左右差、アーチなどを確認しながら、完全フルオーダーメイドインソールをご提案しています。
インソールだけですべてを解決するのではなく、
インソールだけですべてを解決しようとするのではなく、自分の足を知り、足に合った靴を選び、無理のない範囲で歩くことも大切です。
そのうえで、自分の足や使用する靴に合わせたインソールを選ぶことも、足元を考える一つの方法です。
こうしたことを組み合わせながら、足元を大切にしていただきたいと思っています。
まとめ|「第二の心臓」を動かすためにも歩こう
「第二の心臓」と呼ばれることもある、ふくらはぎ。
そして、そのふくらはぎを使って歩くためには、足裏・足首・ひざ・太ももなど、脚全体が関わっています。
だからこそ、
健康を考えるなら、毎日身体を支えている足元も忘れない。
これからも自分の足で歩き続けるために、まずは自分の足を知ることから始めてみませんか?
これからも歩き続けるために足元からできることについては、「身体も気持ちも前向きに|これからを歩くために足元からできること」でもご紹介しています。
