外反母趾はなぜなるの?原因と日常でできる対策・予防

外反母趾・巻き爪・魚の目

外反母趾の原因や症状、予防やセルフケアを解説するアイキャッチ画像
外反母趾の基礎知識や原因、症状、対策をわかりやすく紹介します。

「親指の付け根が靴に当たる」
「以前より親指が隣の指に寄ってきた」

こうした足元の変化はありませんか?

外反母趾は、見た目の変化だけでなく、靴の履きやすさや歩くときの快適さにも関わる足のトラブルです。ハイヒールが原因と思われがちですが、足の形や加齢など、複数の要因が関係しています。

今回は、外反母趾が起こる理由と、日常でできる対策・予防の考え方をご紹介します。

外反母趾とは?

外反母趾とは、足の親指が人差し指側へ曲がり、親指の付け根の関節が内側に突出する変形です。

出っ張った部分が靴に当たって痛んだり、赤くなったりすることがあります。また、足裏にタコができる、親指が隣の指を押すなど、親指以外の場所に負担がかかる場合もあります。

変形していても、必ず痛みが出るとは限りません。見た目だけで判断せず、靴を履いたときや歩くときの状態にも目を向けましょう。

外反母趾はなぜ起こるのでしょうか?

外反母趾は、一つの原因だけで起こるものではありません。生まれつきの足の形に加え、履物や加齢などの影響が重なって生じます。

つま先の細い靴は、足指を横から圧迫します。高いヒールでは足の前方に体重がかかりやすくなり、親指の付け根への負担も増えます。

一方で、ハイヒールを履かない方や男性、若い方にも外反母趾は起こります。「ハイヒールを履いていないから大丈夫」とは言い切れません。

また、扁平足ぎみの足の形や、足裏のアーチの変化、筋力の低下などが関係する場合もあります。靴だけでなく、足全体の状態を確認することが大切です。

最初に見直したいのは、毎日履く靴です

対策の基本は、足指や親指の付け根を圧迫しにくい靴を選ぶことです。

・つま先に、足指を動かせる余裕がある
・親指の付け根の出っ張りが強く当たらない
・ヒールが低く、足の前方に負担が集中しにくい
・足の長さだけでなく、幅や甲の高さにも合っている

ただ大きなサイズにすればよいわけではありません。指先には余裕を持たせながら、足が靴の中で大きくずれないフィット感も大切です。

今履いている靴が痛む場合は、我慢して履き続けず、形やサイズを見直しましょう。

※足の形や使用する靴に合わせたインソールについては、オーダーメイドインソールの特徴をご覧ください。

足指の運動は、痛みのない範囲で

日本整形外科学会では、予防の取り組みとして、足指を開く体操などが紹介されています。

座った状態で足指をゆっくり開いたり、軽く曲げて戻したりして、無理のない範囲で動かしてみましょう。

ただし、体操で変形が必ず元に戻るわけではありません。強く引っ張ったり、痛みを我慢して動かしたりすることは避けてください。痛みがある方や変形が進んでいる方は、整形外科で適した運動を確認しましょう。

インソールや足指パッドは役に立つ?

インソールは、足裏の支え方や圧力のかかり方を調整し、歩行時の負担や痛みの軽減に役立つ場合があります。足指の間に入れるパッドなども、症状に応じて使われます。

ただし、インソールやパッドで、外反母趾の骨の変形そのものを治せるわけではありません。インソールの効果に関する研究にも限界があり、すべての方に同じ効果が期待できるものではありません。

足の形や靴との相性を確認し、装着後に圧迫や痛みが増す場合は、使用を見直すことが大切です。

予防は「負担を減らす習慣」から

外反母趾を確実に防ぐ方法があるわけではありませんが、足に合う靴を選び、日常の圧迫を減らすことは、足元の負担を見直す基本になります。

普段から、次のような変化を確認してみてください。

・親指の向きが以前と変わっていないか
・親指の付け根に赤みや靴の当たりがないか
・足裏にタコができていないか
・歩くときに痛みや違和感がないか

変化に気づいたら、靴や足の状態を確認しましょう。セルフケアだけで進行を確実に止められるとは限らないため、症状が続く場合は相談することが大切です。

このようなときは整形外科へ

次のような場合は、自己判断で対処を続けず、整形外科に相談してください。

・靴を見直しても痛みが続く
・歩行や仕事など、普段の生活に支障がある
・変形が進み、指が重なるようになってきた
・靴を脱いでも痛む

また、急に強い痛みや赤み、熱を持つ腫れが出た場合は、外反母趾以外の原因も考えられます。糖尿病がある方も、足のトラブルは早めに医療機関へ相談しましょう。

治療は症状や生活への影響に応じて検討されます。変形があるというだけで、すぐに手術が必要になるわけではありません。

エスコルテーゼでは、足元と靴の組み合わせを大切にしています

エスコルテーゼでは、足型測定や普段お使いの靴、お困りの場面などを確認しながら、インソールをご提案しています。

インソールは、外反母趾を治療するものではなく、足元の支えや快適な歩行をサポートするための選択肢です。

「親指の付け根が靴に当たる」「今の靴にインソールが合うか知りたい」など、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。痛みや腫れがある場合は、まず整形外科で状態を確認することをおすすめします。

※実際にインソールをお使いのお客様から寄せられた感想は、ご愛用者の声でご紹介しています。使用感には個人差があります。

※これまでの測定会や会場の様子は、無料足型測定会・催事の開催実績をご覧ください。

医学的な情報について

本記事では、外反母趾に関する一般的な情報を紹介しています。原因・症状・対策については、以下の公開資料を参考にしています。

・日本整形外科学会「外反母趾」
・日本足の外科学会「外反母趾」患者向けパンフレット
・英国NHS「Bunions」
・Guy’s and St Thomas’ NHS Foundation Trust「Bunions」

症状や適した対処法には個人差があります。本記事は医療機関での診断・治療に代わるものではありません。

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