魚の目はなぜできる?足裏にかかる圧とインソールの関係

「歩くと足裏の一部分が痛い」
「同じ場所に何度も魚の目ができる」
「削っても、しばらくするとまた気になってくる」
足型測定の現場でも、魚の目についてお話を伺うことがあります。
魚の目というと、できてしまった部分だけに目が向きがちですが、**なぜその場所に繰り返し圧や摩擦がかかっているのか?**という視点も大切です。
今回は、魚の目と足元の関係について考えてみましょう。
魚の目とは?
魚の目(鶏眼)は、足の一部分に繰り返し圧迫や摩擦などの刺激が加わることで、皮膚の角質が厚くなり、中心部に芯のようなものができた状態です。
足裏や足の指などにできやすく、歩いたときに圧が加わることで痛みを感じる場合があります。
似たものに「タコ」がありますが、魚の目とタコでは状態が異なります。
また、見た目が似ていても別の皮膚疾患の場合がありますので、強い痛みがある、繰り返す、判断がつかないといった場合には皮膚科などの医療機関へ相談することをおすすめします。
なぜ同じ場所に魚の目ができるの?
魚の目ができる要因は一つとは限りません。
例えば、
- 足に合っていない靴
- 幅が狭い、または大きすぎる靴
- 足の特定部分への圧迫や摩擦
- 足指の形や動き
- 歩き方
- 長時間の立ち仕事や歩行
など、さまざまな要因が考えられます。
つまり、魚の目そのものだけを見るのではなく、**「なぜそこへ繰り返し負担が集中しているのだろう?」**と考えてみることも大切です。
足裏のアーチにも目を向けてみよう
足裏には一般的に、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチがあります。
ただし、アーチの高さや足の形は一人ひとり違います。
さらに左右の足でも、形や体重のかかり方が異なる場合があります。
そのため、魚の目が気になる方は、
足の形・アーチ・靴・足裏への圧のかかり方
などを確認してみるのも一つの方法です。
ただし、「魚の目がある=アーチが崩れている」とは限りません。魚の目には複数の要因が関係するため、足元全体を見ることが重要です。
魚の目を削れば、それで終わり?
魚の目が気になると、まず硬くなった部分を何とかしたいと思います。
しかし、自分で深く削ったり切ったりするのは、傷や感染につながる可能性があるため注意が必要です。
特に何度も同じ場所にできる場合は、魚の目だけでなく、靴のサイズや形、足に加わる圧や摩擦などを見直すことも大切です。
インソールで魚の目は治る?
ここは誤解のないようにお伝えします。
インソールは魚の目そのものを治療するものではありません。
しかし、自分の足や靴に合ったインソールを使用して、足裏の特定部分だけに圧が集中しにくい環境を考えることは、足元を見直す選択肢の一つです。
だからこそ、単純に柔らかい中敷きを入れれば良いというわけではありません。
足裏全体を見ながらインソールを考える
エスコルテーゼでは3D足型測定などを活用して、一人ひとり異なる足の特徴を確認しています。
そして、
足の形・左右差・アーチ・使用する靴
などを確認しながら、完全フルオーダーメイドインソールをご提案しています。
魚の目がある部分だけを見てインソールを作るのではなく、足裏全体を見ながら、その方に合った足元を考えることを大切にしています。
「魚の目ができた場所」は足元を見直すきっかけに
魚の目は小さなものでも、歩くたびに痛ければ非常に気になるものです。
「また同じところにできた」
そんなときは、魚の目だけを気にするのではなく、
「どうして、この場所に圧や摩擦が繰り返しかかっているのだろう?」
と、一度足元全体に目を向けてみてください。
靴を見直す。
歩き方を意識する。
自分の足の形を知る。
そして必要に応じて、自分の足に合ったインソールを検討する。
毎日使う足だからこそ、気になる小さな変化を**「自分の足を知るきっかけ」**にしていただければと思います。
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