外反母趾の原因は、靴だけではありません

外反母趾の基礎知識や原因、症状、対策をわかりやすく紹介します。
外反母趾というと、「ハイヒールを履く女性に多い」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
確かに、つま先の細い靴やヒールの高い靴は、足先に負担がかかりやすく、外反母趾を悪化させる要因の一つと考えられています。
しかし、外反母趾の原因を靴だけに限定することはできません。
足の骨格や足の形、筋力、関節の柔らかさ、遺伝的な特徴、歩き方など、さまざまな要因が重なって起こると考えられています。
足指や足裏を使う機会が減っている?
私たちの生活環境は、昔と比べて大きく変化しています。
道路はアスファルトで舗装され、建物の中もほとんどが平らな床です。
平らで硬い場所は歩きやすい反面、土や砂利道などの不整地と比べると、足指や足裏を細かく使う機会が少なくなりやすいとも考えられます。
凹凸のある地面では、身体は自然にバランスを取ろうとします。
その際、足指や足裏の細かな筋肉も使われます。
一方、いつも同じような平らな場所だけを歩いていると、足指を使う機会が少なくなり、足元を支える力が十分に発揮されにくくなる場合があります。
ただし、「土の上を歩けば外反母趾にならない」というわけではありません。
外反母趾にはさまざまな要因が関係するため、生活環境だけで発症や進行を判断することはできません。
靴選びも大切です
外反母趾が気になる方は、靴の形にも注意してみてください。
つま先が極端に細い靴や、足に対して小さすぎる靴を長時間履いていると、親指周辺に負担がかかりやすくなります。
反対に、大きすぎる靴でも足が靴の中で動きやすくなるため、必ずしも足に良いとは限りません。
大切なのは、足の長さだけではなく、横幅や甲の高さなども含めて、自分の足に合った靴を選ぶことです。
足元の状態を一度確認してみる
外反母趾は、親指の形だけを見るのではなく、足裏全体の状態や重心のかかり方、左右差なども確認することが大切です。
エスコルテーゼの足型バランス測定会では、足型や足裏の状態、重心バランスなどを確認しながら、現在の足元について分かりやすくご説明しています。
「最近、親指の付け根が気になる」
「靴によって痛みを感じる」
「自分の足がどのような状態なのか知りたい」
このような方は、まずご自身の足元を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
