足底腱膜炎とインソールの関係|足裏に合わせた削り仕上げという考え方

朝起きて最初の一歩で、かかと周辺が痛い。
長時間座った後、歩き始めると足裏が痛む。
歩いているうちに少し楽になるものの、また痛みを感じる。
このような症状で知られているものの一つが「足底腱膜炎」です。
足底腱膜炎について考えるとき、痛みが出ている場所だけではなく、「立ったとき、歩いたときに足裏へどのように体重がかかっているのか」という視点も大切です。
足底腱膜とは?
足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根方向へ広がっている丈夫な組織です。
足裏のアーチ構造を支える役割にも関係しており、立つ・歩く・走るといった日常の動作の中で繰り返し負荷を受けています。
歩行や立ち仕事、スポーツなどによる負担が繰り返されることで、かかと周辺などに痛みを感じる場合があります。
足底腱膜炎と「足裏にかかる圧」
人間は立っているだけでも、足裏で体重を支えています。
しかし、その荷重が足裏全体へ均等にかかっているとは限りません。
かかと側へ体重がかかりやすい人、前足部へかかりやすい人、左右どちらかへ偏りやすい人など、足型や立ち方、歩き方によって足裏への荷重のかかり方には違いがあります。
足底腱膜炎の場合も、痛みの場所や足部の状態には個人差があります。
だからこそ、「足底腱膜炎だから全員同じインソール」という考え方ではなく、その人の足型や重心、痛みを感じる場所などを確認することが重要だと考えています。
インソールで大切なのは「どこを支えるか」
インソールというと、
「柔らかいものを入れればいい」
「クッション性が高ければいい」
と思われることがあります。
しかし、単純に柔らかくするだけではなく、足裏のどの部分を支え、どの部分への負担を考慮するのかが重要です。
足の形やアーチ、かかとの状態は一人ひとり異なります。
そのためエスコルテーゼでは、足型や重心バランスを確認しながらインソールの形状を考えていきます。
削り仕上げだからできる細かな調整
エスコルテーゼのオーダーメイドインソールは、一人ひとりの足に合わせて製作し、削り加工によって形状を細かく調整していきます。
足裏の形に合わせて必要な部分を支えながら、特定の場所だけに圧が集中しにくいよう、形状や厚みなどを調整します。
大切なのは、ただ柔らかい素材を足の下に敷くことではありません。
「どこを支え、どこに圧が集中しているのか」
そのバランスを考えながら形を作っていきます。
機械による削り加工の後も、最終的には一足ずつ状態を確認しながら手作業で仕上げます。
足底腱膜炎だから同じ形、ではありません
足底腱膜炎といっても、痛みを感じる場所や足の形、アーチ、立ち方などは人によって異なります。
実際、足底腱膜炎を対象とした研究でも、かかとに痛みがあるケースと内側アーチ部分に痛みがあるケースでは、後足部の状態に違いがみられています。
つまり、症状の名前だけでインソールの形を決めるのではなく、一人ひとりの足の状態を確認することが大切です。
足元を一度確認してみませんか?
足底腱膜炎が気になると、どうしても痛みのある場所だけに目が向きがちです。
しかし、その場所へ「なぜ負担がかかっているのか」という視点から足元全体を見てみることも大切です。
エスコルテーゼでは、催事会場などで足型・重心バランスを測定し、その方の足の状態を確認しています。
インソールは足底腱膜炎そのものを治療するものではありません。
しかし、毎日体重を支えている足元を確認し、一人ひとりに合わせてインソールを調整することは、足への負担を考える一つの方法です。
「自分は足裏のどこに体重がかかっているのだろう?」
そんな疑問をお持ちの方は、一度ご自身の足型や重心バランスを確認してみてはいかがでしょうか?
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