ひざに対して、なぜインソールが必要なのか?

私たちは毎日、立ったり歩いたりするたびに地面からの衝撃を受けています。
その衝撃は足裏だけで終わるものではなく、足首・ひざ・股関節などへ伝わっていきます。
昔の「土の道」と、現在の「硬い路面」
土や砂などの上を歩くと、足を着いたときに地面がわずかに沈んだり変形したりします。
そのため、足が地面から受ける衝撃の伝わり方も、硬い路面とは異なります。
一方、現在の生活では、
アスファルト
コンクリート
タイル
硬いフローリング
など、硬い場所を歩く機会が非常に多くなっています。
硬い地面は、ほとんど沈んでくれません
歩くたびに受ける衝撃を考えるとき、大切なのは「地面の硬さ」です。
土のように変形する地面と比べ、コンクリートやタイルはほとんど変形しません。
そのため、毎日の歩行では、靴や足そのものが衝撃を受け止める役割を担うことになります。
そこで重要になるのが「足元」です
人間の足には、もともとアーチ構造があります。
足裏全体を使って立ち、歩くことで、身体を支えながら地面から受ける力に対応しています。
しかし、歩き方や姿勢、靴の状態などによっては、足裏の特定の場所に負担が集中しやすくなることがあります。
足元のバランスは、ひざとも無関係ではありません
ひざだけを見ていると、その原因や負担のかかり方が分かりにくいことがあります。
足は身体と地面が接する場所です。
足元の傾きや重心の位置が変われば、その上にある足首やひざの動きにも影響する可能性があります。
だからこそ、ひざが気になる方には「ひざだけ」ではなく、足元から身体全体を見ることも大切だと私たちは考えています。
インソールは、硬い地面と足の間にあるもの
インソールは靴の中に入れて使用します。
つまり、歩くたびに「足」と「靴」、そして「硬い地面」の間で働くものです。
足裏の形やアーチ、左右のバランスなどに合わせてインソールを調整することで、足裏の一部分だけに負担が集中しにくい環境をつくることができます。
大切なのは「柔らかければ良い」ではありません
クッション性だけを高くすれば良いとは限りません。
柔らかすぎると足元が不安定に感じる場合もあります。
反対に硬すぎれば、足に合わず違和感につながることもあります。
大切なのは、足の形や靴、使い方などを確認しながら、その人に合わせて足元を整えることです。
ひざが気になるときこそ、足元を確認してみる
ひざは歩くたびに使う関節です。
そして、その下には足首と足があります。
ひざだけに目を向けるのではなく、
「どこに体重が乗っているのか」
「左右でバランスに違いはないか」
「足裏をどのように使って歩いているのか」
こうした足元の状態を確認することも、身体を考えるうえで大切なポイントです。
足元から、毎日の歩行を考える
エスコルテーゼでは、足型や重心バランスを確認しながら、一人ひとりの足や靴に合わせたインソールをご提案しています。
インソールは、ひざの病気そのものを治療するものではありません。
しかし、毎日身体を支えている「足元」を見直すための一つの方法です。
ひざが気になる方も、まずはご自身の足元がどのような状態なのか確認することから始めてみてはいかがでしょうか?
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