肩こりは、なぜ繰り返す?足元と姿勢・重心バランスの関係

せっかく治療や姿勢矯正を受けても、またつらくなっていませんか?
マッサージや鍼治療、骨盤矯正、姿勢矯正などを受けて、そのときは身体が楽になった。
ところが数日、数週間すると、また肩がこってくる。
そんな経験はありませんか?
これは肩こりだけではありません。
腰の痛みや膝の痛みでも、
「良くなったと思ったのに、またつらくなってきた」
ということがあります。
なぜ、同じところに負担がかかるのでしょうか?
肩がつらいから肩だけを見る。
腰がつらいから腰だけを見る。
膝がつらいから膝だけを見る。
もちろん、痛みや不調がある場所をケアすることは大切です。
しかし、身体は肩・腰・膝・足がそれぞれ別々に動いているわけではありません。
立つ、歩くという日常の動作では、足元から膝、股関節、骨盤、背骨へと身体全体が連動しています。
だからこそ、繰り返す身体の負担を考えるときは、「痛む場所」だけではなく「身体を支えている足元」にも目を向けることが大切です。
足には、毎日繰り返し負担がかかっています
歩行時には、足に体重以上の力が加わることがあります。
さらに走ったり、階段を上り下りしたりすると、足に加わる力は大きくなります。
しかも、その負担は一度だけではありません。
私たちは毎日、何千歩という単位で歩いています。
つまり足は、日常生活の中で何度も繰り返し身体を支えている場所なのです。
足はたくさんの骨でできています
人間の片足には26個の骨があり、それらが関節や靭帯などによって複雑に組み合わされています。
そして足には、一般的に「土踏まず」と呼ばれるアーチ構造があります。
このアーチは、立ったり歩いたりするときの身体を支える重要な構造のひとつです。
しかし、足の形や使い方、靴、加齢、体重、生活習慣などによって、アーチの状態には個人差が生じます。
「偏平足ではないから大丈夫」とは限りません
見た目では、それほど偏平足に見えない方でも、立ったときや歩いたときに足が内側へ倒れ込みやすくなる場合があります。
こうした足部の動きのひとつに「過回内(オーバープロネーション)」があります。
足元のバランスが変化すると、その上にある膝や股関節、骨盤などの動きにも影響する可能性があります。
さらに身体は、その状態でも立ったり歩いたりできるように、さまざまな部分を使ってバランスを取ろうとします。
肩こりなのに「足を見る」のは、一見すると関係がないように思えるかもしれません。しかし身体全体の姿勢や動きを考えるうえで、足元は無視できない部分です。
肩だけではなく、身体全体を見る
肩こりには、長時間のデスクワーク、スマートフォン、運動不足、ストレス、睡眠環境など、さまざまな要因があります。
腰や膝の痛みについても同様で、原因を一つに決めつけることはできません。
そのためエスコルテーゼでは、
「肩がつらいから肩だけ」
「膝が痛いから膝だけ」
ではなく、立ったときの重心や足元の状態にも目を向けています。
何度も繰り返しているなら、一度「足元」も確認してみませんか?
マッサージや鍼、整体、骨盤矯正などを否定するものではありません。
それぞれ身体をケアするための選択肢です。
ただ、何度ケアしても同じような負担を感じるのであれば、
「なぜ、いつも同じところに負担がかかるのだろう?」
という視点を持つことも大切です。
肩、腰、膝だけではなく、その身体を毎日支えている「足」。
一度、ご自身の足元や重心バランスを確認してみてはいかがでしょうか。
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