ひざが気になる原因は足元だけじゃない?腰からひざへ

ひざが気になると、どうしても「ひざそのもの」に原因があると思いがちです。
しかし、立つ・歩くといった日常の動作では、腰・股関節・ひざ・足首・足裏は、それぞれ別々に動いているわけではありません。
体はつながって動いているため、腰や骨盤まわりのバランスが変われば、その影響がひざへ、さらに足元へとつながっていくことがあります。
逆に、足裏のバランスが崩れることで、ひざや腰へ負担がつながっていくこともあります。
腰をかばうことで、ひざへの負担が変わることも
腰に違和感があると、無意識のうちに体をかばった立ち方や歩き方になることがあります。
例えば、
・片側に体重をかける
・前かがみになる
・歩幅が小さくなる
・片足に頼った立ち方になる
・腰をかばってひざを曲げて歩く
このような動きが続くと、左右の足に均等に体重をかけにくくなり、ひざの使い方にも左右差が生まれることがあります。
つまり、ひざだけを見るのではなく、腰や股関節を含めて「体全体がどのように立っているか」を考えることも大切です。
そして大切なのが「足裏の3点アーチ」
足裏には、立ったり歩いたりするときに体を支える重要な構造があります。
特にエスコルテーゼでは、
①かかと
②親指の付け根
③小指の付け根
この3点を足元の重要なポイントとして考えています。
この3点を結ぶように、足には縦方向・横方向のアーチがあります。
足裏のアーチは、体重を支えながら歩くために重要な役割を持っています。
3点アーチが崩れると、ひざにも影響する?
足裏のバランスが崩れると、足首の傾きや脚の向きにも変化が生じることがあります。
例えば、足が内側へ傾きやすくなると、それに伴ってすねやひざの向きも変わる場合があります。
反対に、外側へ体重が偏る人もいます。
足元の小さな傾きでも、その上にあるひざ・股関節・腰までつながっているため、立ち方や歩き方全体に影響することがあります。
そのため、「ひざが気になるから、ひざだけ」という考え方ではなく、足元まで確認してみることが大切です。
腰からひざへ、ひざから足元へ
人の体は、
腰 → 股関節 → ひざ → 足首 → 足裏
とつながっています。
そして実際には一方向ではなく、
足裏 → 足首 → ひざ → 股関節 → 腰
というように、足元の状態も上半身を支えるバランスに関係します。
どこか一か所をかばえば、別の場所がその動きを補うことがあります。
その状態が長く続けば、「最初に気になっていた場所とは違うところが気になる」ということも考えられます。
靴底の減り方も確認してみましょう
自分の歩き方は、自分では意外と分からないものです。
そこで一度、普段履いている靴の裏を確認してみてください。
左右で減り方が大きく違っていたり、外側・内側のどちらかだけが極端に減っていたりする場合は、歩くときの体重のかかり方に偏りがある可能性があります。
ひざが気になる方ほど、ひざだけではなく「自分がどのように立ち、どのように足裏へ体重をかけているのか」を確認することが大切です。
インソールは足元から考えるための一つの方法
インソールは、ひざそのものに何かをするものではありません。
足裏と靴の間に入り、立つ・歩くときの足元を考えるためのアイテムです。
エスコルテーゼでは、足の形だけでなく、左右の状態や立ったときのバランスなどを確認しながら、一人ひとりの足に合わせたインソールをご提案しています。
ひざが気になるときこそ、ひざだけを見るのではなく、
「腰からひざ、そして足裏まで」
体全体のつながりを一度確認してみてはいかがでしょうか。
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