股関節の違和感を見過ごしていませんか?|歩行・立ち上がりを支える大切な関節

股関節痛

股関節痛の原因や症状、対策をイメージしたアイキャッチ画像
股関節が気になる方へ、足元や歩き方、インソールについてわかりやすくご紹介します。

股関節は、私たちの身体を支える大切な関節です

皆様は、普段の生活で股関節を意識することがございますでしょうか。

歩く、立ち上がる、階段を上る、椅子に座る。

何気なく行っている動作ですが、実は股関節が大きな役割を担っています。

「腰」という漢字は、月(にくづき)に「要」と書きます。

昔から腰は身体の要と考えられてきましたが、そのすぐ近くにある股関節もまた、身体を支え、動かすうえで欠かせない大切な関節です。

普段は意識することの少ない股関節ですが、違和感や痛みが出て初めて、その重要性に気づかれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

股関節は、どのようにして不調が生じるのでしょうか?

股関節に不調が生じる背景には、さまざまな要因が考えられます。

例えば、日常生活での動作や長時間の立ち仕事、歩きすぎ、運動による負荷、加齢に伴う筋力の低下などです。

また、股関節の骨の形状や、生まれつきの関節の特徴が関係する場合もあります。

特に変形性股関節症では、関節の軟骨や骨の状態が変化し、痛みや動かしにくさにつながることがあります。

ただし、股関節の不調がすべて使いすぎや加齢によるものとは限りません。

原因は人によって異なりますので、違和感が続く場合には、自己判断せず医療機関で確認していただくことが大切です。

※股関節の痛みには、使いすぎや加齢だけでなく、さまざまな要因が関係します。詳しくは股関節が痛くなるのはなぜ?使いすぎだけではない股関節痛の原因でもご紹介しています。

ひざ痛や腰痛のあとに、股関節にも違和感が

私が催事でお客様とお話ししている中で、時折耳にすることがございます。

「以前はひざが痛かったのですが、最近は股関節にも違和感があるんです」

「腰が気になっていたのですが、今度は足の付け根が気になるようになりました」

もちろん、これはお客様からお聞きしたお話であり、ひざ痛や腰痛が原因で股関節が悪くなったと判断できるものではございません。

私自身、医療の専門家ではございませんので、限られた経験だけで原因を決めつけることはできません。

ただ、腰・股関節・ひざ・足首は、歩行や立ち上がりの際に互いに関係しながら働いています。

一部分に痛みや動かしにくさがあると、無意識にかばうような動きになる場合もあるでしょう。

そのため、足元の状態や歩き方を確認することも、身体全体の動きを考えるうえで大切だと感じています。

※腰や股関節、足裏のバランスは、歩行時に互いに関係しています。身体全体のつながりについては、股関節痛はどこから?腰・足裏・身体のバランスとの関係でも解説しています。

股関節が動かしにくくなると、日常生活にも影響が

股関節は、歩行だけでなく日常のさまざまな動作に関わっています。

例えば、次のような変化はございませんでしょうか。

  • 椅子から立ち上がるときに違和感がある
  • 歩き始めに足の付け根が気になる
  • 階段の上り下りが以前よりつらく感じる
  • 靴下を履くときに足を上げづらい
  • 長時間歩いたあとに股関節周辺が疲れる
  • 歩幅が以前より小さくなった気がする

これらは股関節に関係することもありますが、別の原因によって起こる場合もございます。

普段できていたことが少しずつ難しくなると、生活の快適さにも影響が出てしまいます。

だからこそ、日頃から身体の小さな変化に目を向けることが大切ではないでしょうか。

足裏やふくらはぎはケアしても、股関節は忘れていませんか?

足が疲れたとき、足裏を揉んだり、ふくらはぎをマッサージしたりする方は多いと思います。

足首を回すなど、ご自身でケアをされている方もいらっしゃるでしょう。

ところが、股関節周辺については、意識して身体を動かす機会が少ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

股関節は身体の奥に位置しているため、足裏やふくらはぎのように直接マッサージしにくい部分でもあります。

しかし、股関節を支える周辺の筋肉を適切に動かし、柔軟性や筋力を保つことは、身体の機能を維持するうえで大切だとされています。

大切なのは、無理に大きく動かすことではなく、ご自身の身体の状態に合った方法でケアを続けることです。

※歩くスピードが遅くなったり、左右に身体が揺れたりするなど、ご自身では気づきにくい歩行の変化もございます。実際のお客様のご相談をもとにした自分では気づかない歩き方の変化と足裏のアーチについても、ぜひご覧ください。

股関節のストレッチも、無理のない範囲で

整形外科やリハビリテーションの専門家からも、股関節周辺の筋力を保つ運動やストレッチなどが紹介されています。

ただし、すでに痛みがある方や股関節に疾患のある方では、適した運動の種類や強さが異なります。

痛みを我慢して無理に開脚したり、強く伸ばしたりする必要はございません。

股関節に痛みがない方でも、軽い運動から始め、身体の状態に合わせて少しずつ取り組むことが大切です。

具体的な方法については、整形外科の先生や理学療法士など、専門家が紹介している運動方法を参考にされるとよいでしょう。

痛みが続く場合や動かしにくさが強い場合には、運動を始める前に医療機関へご相談ください。

靴やインソールを考える前に、身体の状態を知ることも大切です

私たちエスコルテーゼでは、普段から足裏の圧力分布や荷重バランスを確認し、お客様の歩き方や履き物についてご相談を承っております。

足裏は地面と接する大切な部分であり、靴やインソールの選び方によって歩行時の快適性や安定感が変わる場合がございます。

しかし、股関節の痛みや変形をインソールだけで改善できるわけではございません。

また、歩行を補助する杖なども、必要な方にとっては身体への負担を軽減する大切な道具です。

まずは、ご自身の身体の状態を知ること。

そして、必要に応じて専門家に相談しながら、無理のない運動や生活習慣を心がけていただきたいと思います。

股関節に限らず、腰、ひざ、足首、足裏。

それぞれの働きを大切にすることが、快適な毎日を考える第一歩ではないでしょうか。

※ご自身の足裏の圧力分布や左右の荷重バランスが気になる方は、エスコルテーゼの無料足圧チェックもご活用ください。無料足型測定会・催事イベント情報から、開催場所や日程をご確認いただけます。

歩きやすさは、足元から。

エスコルテーゼでは、これからも皆様の快適な歩行を足元からサポートしてまいります。

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